今回は、債務整理という手続きがどんなものなのかを分かりやすくまとめています。
今回は、「債務整理って何なの?」という事を分かりやすくまとめていきます。
「債務整理ってなんだか難しそう」と感じている方も多いと思います。
でも、債務整理はけっこう簡単です。
債務整理っていうのは、借金のある生活から開放されるための手続きです。
債務整理をすれば、借金を減らしたり、利息をカットしたり、返済期限をもっと延ばす事が出来るんです。
それによって、
○借金をゼロにする
○借金を10分の1に減らす
○毎月の返済額を半分以下に減らす
こんな事も可能です。
でもこれは、私達個人が手続きすることではありません。
弁護士や司法書士といった専門家にお任せするケースがほとんどです。
債務整理という言葉は普段あまり聞きませんが、毎年たくさんの人が行っています。
きちんとした数字は不明ですが、最低でも300万人~500万人はいると言われています。
周囲の人に言ってないだけで、あなたの周りにも債務整理を経験している人がいるかも知れませんね。
つまり、
○周りにバレない事が多い
○結構みんな債務整理をしている
ということです。
ひとことで債務整理といっても、具体的には4つの種類があります。
①過払い金請求
②任意整理
③個人再生(民事再生)
④自己破産
この4つです。
あなたの借金総額や毎月の収入・家や車のローンがあるかどうか等によって、どの手続きを選ぶかが変わります。
これはもちろん専門家と相談した上で決めていけるので、難しく考える必要はありません。
ちなみに、①過払い金請求 と ②任意整理 をする人が圧倒的に多いです。
これらは借金を減らせる上にデメリットも少ないので、手軽に利用できるんです。
違いについて詳しく知っておきたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
→https://saimu-mini.com/type.html
逆に、とりあえず専門家に無料相談してみたい方はこちらの記事を参考にしてください。
債務整理をすれば、借金トラブルを根本から解決できる可能性が高いです。
ただ、残念ながらデメリットもあります。
債務整理のどの方法でも共通しているのは、この2つです。
当然といえば当然ですが、弁護士や司法書士に支払う費用は必要です。
とはいっても、利用すること費用以上に借金が安くなるケースがほとんどです。
さきほど紹介した手続きのうちどれを選ぶかによって大きく変わりますが、一番利用者が多い「任意整理」の相場は以下のとおりです。
○着手金:1社あたり3~4万円
○報酬金:1社あたり1~2万円 / 減額できた借金の20%
法律事務所によって異なりますが、相場はこんな感じです。
着手金は依頼に取り掛かった時点で必要になりますが、分割払いや後払いに対応している事務処理もあります。
なので、今すぐお金が用意できなくても大丈夫です。
報酬金は依頼が成功したときに発生します。
債権者(銀行や消費者金融など)1社あたり1~2万円としている事務所と、減額できた金額×20%程度としている事務所があります。
信用情報機関とは、いわゆるブラックリストです。
債務整理を利用するとこれに登録されて、しばらくはクレジットカードが作れなくなったりローンの審査に通らなくなります。
利用する手続きによりますが、「任意整理」なら約5年間です。
この間は新たにクレジットカードやローンの審査に通らなくなりますが、今ある借金トラブルを解決するのが先決でしょう。
クレジットカードが使えなくなっても、デビットカードや家族カードは作れますから、そこまで困ることはないはずです。
もっと債務整理のデメリットについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
→https://saimu-mini.com/demerit.html
今回は債務整理について分かりやすくまとめましたが、いかがでしょうか。
最後にもう一度まとめると、
○債務整理とは、借金問題を解決するための手続きのこと
○手続き自体は専門家にほぼおまかせできる
○借金を0にしたり大幅に減らすこともできる
○債務整理をしている人は300万人以上いると言われている
○債務整理には4つの手続きがある
○どの手続きにも共通するデメリットは、費用と信用情報機関(ブラックリスト)の2つ
こんな感じです。
実際に債務整理を利用したい方は、こちらの記事を参考にしてください。
このサイトは、借金500万円を抱え2017年に債務整理を行った私が、債務整理の体験談や種類・メリットデメリットについて詳しくまとめています。
個人再生のおかげで、借金総額500万円は100万円になりました。そのおかげで、今の生活は何とか快適に送れています。
借金が膨らんで生活が苦しくなってきたら、自力で何とかしようとするよりもまず専門家を頼りましょう。
債務整理をしている人はたくさんいますし弁護士費用以上に借金が減りますから、思っているよりもハードルは低い手続きです。
続きはこちら。
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